しなくてもいい失敗

何をするにしてもタイミングというものがあると思います。何かをしたあと、後味が悪かったり余計とややこしくなってしまったりするのは、その内容自体が悪いのではなく「タイミングが悪かった」ということも多いのではないかと思います。

良くないタイミングで行動してしまう原因の大部分が「焦り」です。焦ってもひとつも良いことは起こらないのに焦りに勝つのってすごく難しいことだと思います。
焦っている状態は視野が狭く、余裕がありません。そのうえ根拠のない思い込みが頭を支配している場合もあります。そんな普通ではない状態のときににする行動はうまくいかないのが当然です。

いつでも自然に力まず行動できることがベストですが、そんなこと口では言えるけど実際にはとっても難しいです。でも自分の状態に気付くことは普段から気にかけていればできるようになります。
「私はいま焦っている」「これは焦りだ」「ちょっと待てよ」と自分を見つめることができれば、しなくて良い失敗をせずにすみます。しなくていい失敗を減らすことは、自信をつけることにつながります。
失敗から学べることは自分の身になることなのでものすごく大切です。でも、しなくていい失敗は自分を傷つけることの方が多いと思うのです。

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