やる気について

やる気を出すにはどうしたらいいの?ということはよく話題になると思います。
やる気って自分から湧いてくるもので、誰かに引き出してもらうものではありません。もし誰かに引き出してもらえたとしても、そのやる気は続きません。

やる気を出すかどうかは自分次第だけど、そのきっかけは周りの誰かや何かが作れることもあると思います。その一つとして私が意識してやっていることは「できることを自覚させる」ということです。

本人が「自分でできた!」と思うところまでサポートをしながら導くことが大切だと考えています。その過程にどれだけの手助けがあっても良いと思います。本人が集中さえしていれば「できたのは手伝ってもらったからだしなぁ」とかそういうことは思っていないように感じます。それより、今までみてきた中では「うれしい」という気持ちや達成感の方が勝っているように思います。

本人のやる気のために周りができることはここまでだと思っています。あとはこれを積み重ねることくらいです。ここからはもう本人に任せてみてください。「自分でもできるんだ」ということが分かれば、本人が自発的にその先に進んでいくことは自然な流れだと思います。
それでも続かないようなら「これは本人に合ってないのかもなぁ」と力を抜いて考えるくらいでいいと思います。「なんとかさせなきゃ」の方向に進んでしまうと本人も周りもしんどくなります。

やる気って「うぉーー!やるぞ〜〜!!」みたいな熱いもののイメージがあると思いますが、私はそれだけではなくて「続けられる気力」というものも含んでいると思います。
しんどかったり面倒臭かったりするときもあるけど「でも投げ出すのはちがうよなぁ、頑張った方が良いよなぁ」と自分で思えて続けられる気力。これもやる気だと思います。