自分のクギは自分で抜く

カウンセリングの学校で知り合った、大先輩ですが仲良くしてもらっているお友達がいて、年に何回か会ってごはんを食べたりお茶をしたり、ひたすらおしゃべりをして過ごします。
この夏、遊んだときに言われた言葉がすごく印象的で私自身気持ちが軽くなったので、書いておこうと思います。

その方は教育関係の仕事を勤め上げた方で、私が仕事をする中で「どうしたらもっと良くなるのかな」とか「あの時どう接すればよかったのかな」とか、いろいろ話を聞いてもらっています。
その中でさらっと「そうだね〜、でもまぁ自分に刺さったクギはいつか自分で抜く時が来るからね〜」と言うのです。

私はその言葉にハッとして「そうか、自分で抜くのか……!」とその言葉がすごく腑に落ちてすっきりとしました。いろいろと考えてしまいがちな私は「このままではこの先この人は困るのでは」とか「今のうちにこんな方法とかこんな考え方とか知っておかないと後で辛くなるのでは」とか今なんとかしておかないと!という気持ちが強くて、でもそれが伝わりにくいこともあって悩んでしまうこともありました。

私がなんだかんだやっても、最終的にどう楽になるかを決めるのはその人なんだ。その人も困るときは困るし、困ったからこそ考えて自分なりのやり方が生まれるんだ。と理解をしました。
このことを忘れず、もう少しおおらかに人と接していけるようになりたいなと思っています。