学校

これまでに、不登校だった子が学校に通うようになる様子を何人か見てきました。
目に見えて変化するその子の姿にいつも驚いてしまいます。
目が力強く光るようになり、背筋が伸び、声にハリがでるのです。

そのような姿を見ていると、学校というものは子供の心身にとても大きな影響を与えているのだなと考えざるを得ません。
誤解をしないでほしいのですが、私は決して「学校に行くのが良い」と言いたいのではありません。(私が近くで見させてもらった子はたまたま学校に行くことで良い変化があらわれた子でしたが、その逆で学校に行かないことで生き生きと過ごせるようになる子も必ずいるし、原因によっては様々だと思います。)

子供の生活の中の「学校」という存在は良くも悪くもすごく大きいんだなと思うのです。
ともだちとのこと、先生とのこと、勉強のこと、部活のこと。すべてが学校の中で行われています。どの部分で問題があったとしても大きな枠が学校なので、どこか別のところへ逃げにくいのではないかと思います。

大人になると、枠をいくつか持つことができるし、その中で自分に合うように加減ができますよね。例えば仕事の枠、趣味の枠、プライベートの枠など。仕事で合わない人がいるけど、プライベートの友達は話を聞いてくれて分かってくれるし、まぁいっか。とか。

「学校がすべてじゃないよ」というのはもっともです。でも、その言葉をかけるだけでは少し無責任な気もします。分かっていても、いろいろと自由がきかない子供にとって、その考え方で自ら対処していくのは実際難しいんじゃないかなと思います。まわりの人の気づきや言葉やはたらきかけが不可欠です。

すべてじゃないんだけど、でも、実際いま子供がいる場所は学校というフィールドです。
それを分かった上で、現実的に問題に対して向き合っていかないといけないなと気をつけています。

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