置いておく

その抱えている悩みがさっぱり消えて無くなることを目指すのではなく、悩みの中身を自分で理解することを目指す方が良いような気がします。

前者の方は『無くなる=見ないようにする、他のもので紛らわす、忘れたふりをする』という色が強いのではないかと思います。
それって実際にはやっぱりそこにあるものなので、その時はうまく隠せても、ことあるごとに(自分が弱っているときや、それに少しでも関連する何かがあったときなど)顔を出してきます。
見ないようにしてきたから得体の知れないもので、そこにあるのはすごく不快。

後者の方も、問題はそこにあるままです。
でも、いろんな方向からよく観察して「ここにこんな思いがあるのか」とか「これはこっちとつながっているな」とか、自分で中身をある程度把握できると『置いておく』ことができるんです。
何が入っているのか分かっているから、そこにあっても不安はないし、今必要なものかどうかも自分で判断できます。今は使わないならちょっと置いておこう。その間にちょっと別のことしてみようかな。と、次に目を向けやすくなると思うのです。

問題について細かく見ていくのは少し怖くて痛いこともあるかもしれません。
一人でもできる作業ですが、二人でもできます。そういう時にカウンセリングって便利だと思います。