夢をもつって?

「夢がない」と子どもの口からよく聞きます。

何かあれば「夢をもて」だとか、やたらと「夢をもつ」ことや「夢に向かってひたむきに努力する」ことが美化されてる気がします。そういうものを目にすると、ちょっと無責任だよなと感じることもあります。

はっきりとやりたいことや好きなことが決まっているならそれに向かって頑張れるけど、小学生や中学生くらいだと、まだわからない子の方が多いですよね。

そういうものには自分がいつか出会うものだし、私が口出せることなんてありません。
ただ、それについて悩んでいて苦しそうだなと感じるくらいの子には私の考えを少し伝えています。

それは「具体的でなくてもいいから何か自分がワクワクしたり幸せな気持ちになれる瞬間、もっと知りたいと自然に思うことや、やっていても疲れないこと…など、そういうものに敏感でいられるようにしておくのがいいと思う」ということです。

そういうものの中に自分の好きなものや深く学んでいきたいもののヒントがあると思っています。

ちなみに私は、
ストーブにあたりながら数人の子たちと他愛もない話をしている瞬間に言い知れない幸せを感じます。
暖かい部屋で一人で本を読んでいるときに落ち着いて安心した時間を過ごせます。
一人でテレビの音楽番組を見ながら歌ったり踊ったりするのがすっごく楽しいです。
夕方の空気感にきゅんとくることが多いです。

など、仕事につながるの?と思うことも多いですが、つながることもあるし、そういう時間を確保するためにどんな仕事につけばいいのか。という観点で探していくこともできます。

自分に合った将来を探すには「あ、この瞬間好きだな」ということに気づけるように意識をしておくことだけで十分なのではないかなと思うのです。雑念はやっぱりあるから、紆余曲折があると思いますが、自然と落ち着く場所が定まっていくと思います。